助けを求める声

チラシ配りのバイトをしていました。とある家のポストに、チラシを入れた時にかすかに女性の声が耳に入りました。助けてぇと叫ぶ声がまた聞こえました。

私は慌てて大丈夫ですか、何かありましたか、と大きな声を出してその家のドアを叩きました。インターホンが見当たらなかったのと、とっさの事だったので。救急車でも呼ぶことになるのではないかという考えもよぎり、携帯の画面はすぐに発信できるように119を押しておきました。

すると、とても驚いたような顔をした女性が玄関を開けて出てきました。なんだか不安になり、大丈夫ですか?助けてと聞こえたのですが。と言うと、家からでてきた人は恥ずかしそうに笑い、すみません、この子と遊んでいたもので。と言うと、刀のようなおもちゃを持った男の子が顔を出しました。

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私も二歳の息子がいるので、すごく分かる気がしました。やられ役は、本気で、全力でやります。おかあさんの迫真の演技だったのです。遊びの邪魔をしたのが、申し訳なくなりました。そして、一大事などではなくて、本当に良かったです。